phoque's word

鶴は千年、亀は万年、シーラカンスは二億年。

松茸ご飯

ツイッターでアンケートやってるんですけど、松茸ご飯に筍は許せるという人が多いようです。

うん、味だけで言えば、マズくなりようがないと思う。思うんですが、そもそも、松茸ご飯って、味うんぬんよりも「秋」を楽しむものだよね。年に1回の贅沢みたいな感じで。なんでせっかく秋の味覚として季節を楽しむのに、春の味覚を入れるのか。

(同様の理由で私は筍ご飯にキノコ類を入れません)

たとえば五目釜飯とか、鶏ごぼう釜飯なんかは、具がいろいろ入っていた方がおいしいですよね。それはわかります。でも、松茸と筍は、一緒にしないほうがいいんじゃないのかなあ。松茸は松茸だけ、筍は筍だけ(せいぜい+鶏肉+油揚げくらい)というのが、季節のものを楽しむための素材に対する礼儀みたいなものだと思ったりするのです。

(まあおいしければなんでもいい、というのももちろんアリだとは思うけど)

というわけで、今のところレトルトの松茸ご飯の元で筍入ってないのがみつかっていないので、あきらめて永谷園のお吸い物とエリンギでニセモノ作って食べようかと思います(生のマツタケ買う勇気はない)。

 

漆芸に手を出すことにした

いっこ前でレjン始めたって書いたんですが、まあとりあえずまだ飽きるところまではいってない。かといって、一通り買っちゃった材料とか使い切るまで飽きないような気が全くしない。なんだろう。技術的な困難さがほぼないので、やりがいいたいなものがいまいち感じられないんだよなあ。

まあ、技術的に難しさがないということはつまりセンスというか美意識の問題がものすごく重要になってきちゃうのだけど、youtubeに動画あげてる人のを見ても、オカンアートっぽい人と、フェイクジュエリーっぽくて素敵なの作る人と、確かにかわいくはあるんだけどこれ高評価するのって自分もレジンやってる人だけじゃない?という感じの人がいる。

で、最近ちょっとイラっとしてるのが、「スチームパンク風~~」というやつ。レジンの中に封入するパーツで、歯車というか時計の部品みたいなのがあるんですよ。で、それを使うのを「スチームパンク風」と呼んでいることなんですね。いや、たしかにスチームパンクって歯車関係なくはないけど、蒸気機関とかゼンマイとかのほうがメインなんじゃなかろうかと。機械式時計はスチームパンクなのか?みたいに突っ込みたくなってしまうわけ。

で、あいかわらず前置き長いですけどここから本題。かねてより「来世は(または「生まれ変わったら」蒔絵か螺鈿の職人さんになりたい」と公言しておりましたが、このたびついに漆に手を出すことにしました。(まだ金継ぎしかしてないけど)

今ちょっと中国語を休んでいて、靴下編むのもだいぶ飽きてきて(まだ編んでない糸が数千円分、良にして7,8足分はあるんだけど)、放送大学のほうもエキスパート1つ認証されたしなんとか卒業も見えてきたので(多分再来年くらいにはなんとか)、なにかやろうと思っていてレジン始めたりなんかしたけど、やっぱりコレジャナイ感が否めなかったので、どうせならいっそのこと来世といわず今世でやってみちゃいなよ、みたいな気分になってまいりました。で、とりあえず本買って、そういえば愛用のお茶碗がちょっと欠けているのを直したいなと思っていたので金継ぎセットを買って、いま絶賛漆硬化待ち中です。

いろいろ探してるんですけれど、横浜で蒔絵や螺鈿教えてくれるところは平日の昼間しかやってないところが多くて、金継ぎセットの発売元が金継ぎ体験教室を1回無料でやっているのだけどそれ御徒町だし、あたしがやりたいのは金継ぎじゃなくて蒔絵と螺鈿(と沈金)だし、という感じです。

まあぼちぼちやります。にしても、漆刷毛って超お値段高い。あと、我が家のような猫の毛満載のところでできるのかという問題が。

(家片づける方が先だよな、どう考えても)

UVレジンはじめました

もともと手芸と名のつくものには片っ端から手をだすタイプの人なので、またなにかはじめようと思っていたところで、UVレジンです。

そもそもは、Youtubeを見ていたらレジンアクセサリーの制作動画がたくさんあったのでひまにあかせてみていたわけですが(ものを作っている工程というのがものすごく好きなのです。なにしろ、「ザ・メイキング」が一番好きな番組だったりしてたくらいで)、その時に思ったこと。

「なんでこの人たち、こんなにものをたくさんいれたがるの?」

まあレジンクラフトって要するに型にレジンを流して硬化させるものなわけですが、硬化の際にいろんなものを一緒に固める(封入)わけです。で、その封入するものが、ラメとかパールとかビーズとかいろいろあるわけなんですが、動画をみていて気になったのは、なんかこれでもかとごちゃごちゃ封入する人の多いこと。センスよくちょっとだけ入れれば多分素敵なのに、ごちゃごちゃしすぎてオカンアート(これも死語?)感強めの人が多いなあと思ったのです。

で、ふと思ったのですが、UVレジンって、UVライトがあれば数分で固まるんですよね。だから、よほどの大物でない限り、作り始めたらその日のうちには完成する。つまり、「じっくり何かを作る」というよりは「ちゃっちゃっとやる」のが好きな人向け。ある程度道具や封入パーツがそろわないとできないから、「ありもので工夫する」人よりは「道具や材料を買い込んで形から入る」人向け。で、動画をアップしてる人の多くは、そこにさらに承認欲求強めの人が揃ってるのではないかと。

(他に、自作ナイフ作ってる人の動画なんかもみましたが、こちらのストイックさに比べると、「100均材料で作るナントカ」が大量に並ぶレジン動画は、ちょっと異様な世界です)

でもまあ、とりあえず興味もったので初めてみました。シンプルなピアスを作りましたが、まあまあ悪くないかなと。

これを人に配り始めるとちょっと困ったものだと思いますが。

(ここ数年で手を出したのって中国結びとかタティングレースとかソックニッティングとかシェットランドレースとかありますが、この中のどれよりも多分簡単なので、おそらくまたすぐ飽きるとは思う)

 

最近買ってよかったものなど。

えーさすがに化粧品買い過ぎでしょということで少し控えようと思っているのですがそれはさておき、最近買ってよかったものなど(化粧品に限りません)。

1 スカンツ 

 私基本的にスカートを全くはかない人なんですよ。喪服以外に一枚もスカートないのはさすがにまずいよなと思って去年2枚買いましたが、年に片手で数えるくらいしか着ない。なんですが、スカンツ。これ便利ですね。最初に買ったのは細かいプリーツが入った紺のやつでしたが、これがほぼスカートにしか見えない。2枚目はカーキで、フレアスカートっぽく見えなくもない感じ。もう1枚もうちょっと丈の長いやつを買ったらスカンツというよりワイドパンツ(つまりスカートに見えるわけではない)だったのだけど。

2 マスカラ下地

 相変わらずマスカラ難民を続けていましたが、メイクの先生もパーソナルカラー診断の先生もオススメだったKATEのマスカラ下地。これいいですね。結構長くなる(のだけど長すぎるということはない)し、きれいにセパレートしてくれる(その前に持っていたマジョリカマジョルカの繊維入りのマスカラ下地はものすごくダマになってヒジキ目につけてるみたいだった)。

3 美顔器

 ReFaのニセモノ。本物は3マンエン近くするのですが、これは1/10以下くらい。で、本物は微弱電流が流れるのでスマホ操作できたりするわけですが、ニセモノも同じことができます。で、これでフェイスラインを毎日ゴリゴリしてるわけですが、心なしか頬がリフトアップされてきた感じです。

4 リプトンの水出しアールグレイティーバック

 実は結構私の好みにあうリプトンのアールグレイ。Tea's Teaの水出しアールグレイwithオレンジピールも好きなんですが、リプトンのほうがあっさりしていて水替わりに飲むのにはよいです(紅茶は利尿作用があるので水替わりに飲むのはオススメしません念のため)。

5 ひとくちプッチンプリン

 普通サイズとか大きいサイズとかのプッチンプリンって、プリンミックスを冷やし固めた系の味とか食感だと思うのですが、このひとくちプッチンプリンは、焼きプリンとまではいかないものの、加熱して固めた感じのプリンです。これは本当においしいのでびっくりしました。ただしプッチンはできません。

6 クリニークのクレヨンリップ

 正式な名前は「チャビースティックモイスチャライジングリップカラーバーム」というのですが、まあ普通のクレヨンリップです。色はメガメロン。ちぷれの122番が自分にあう色なんですがちょっと優しすぎるというか肌色に近すぎるので、もうちょっと色味のある色がよいなと思って選んだのがこれ。デパコスとしてはそんなに高くないし。

7 無印良品のはがせるコットン

 これはいいです。これまでドラッグストアで買った5枚にはがせるやつをつかっていたのだけど、サイズが小さい。大きい方でもちょっと小さい。でも無印のは、1枚分すくない4枚にはがせるタイプですけど、大きさがかなり大きい(ドラッグストアの小さい方の2枚分近くある)。それに、値段も安い。最近またクリニークのふきとり化粧水に回帰したりしてるんで、これ本当に重宝してます。

8 ガラスの爪みがき

 nude nail glass shinerとかいうやつ。ガラス製の爪ヤスリっぽいものなんですが、これが普通の爪ヤスリみたいに爪の形を整えるのにももちろん使えますが、爪の表面をこすると、爪磨きで磨いたみたいにピカピカのツヤツヤになります。特に、私の爪は縦皺がしつこくて普通の爪磨きだと皺がのこったままツヤがある感じにしかならないのですが、これで磨いたら、縦皺が完全になくなって本当のピカピカのツヤツヤになりました。まあ表面削ってるんだろうとは思うので頻繁に磨いたら爪薄くなってしまいそうですが、ツヤがすごく長持ちするんですよこれがまた。普通の爪磨きだと食器洗ったりしたらもう曇り始めて3日ももたないのが、これ時々セームでこするくらいで1週間は余裕で持ちます。いったいどういう原理でただのヤスリなのにここまでツヤツヤピカピカになるのか謎ではありますが。なんか1年くらいしか持たないらしいですけど1年持てば十分かなと(普通の爪磨きだと頻繁に磨かなきゃならないので1か月ももたない)。

 

そんな感じです。

 

 

メイクレッスンが終了した。

というわけで、3回コースが終わりました。

1回目がスキンケアとマッサージ、ベースメイクまで。

2回目が眉毛とチークとハイライト

3回目が眉毛含むアイメイクと、最後ちょっとリップ

という感じでした。

まあ楽しかったです。とりあえず眉毛は結構うまく書けるようになってきたと思います。チークの入れ方とかもわかってきました。

で、当然継続を勧められたのですが、それはとりあえずペンディング(事実上のお断り)にしました。

うん、すごく楽しかったんですよ。でもね、やっぱり高い(1回あたり90分でほぼ2万)。あと、もうちょっと他のところのやり方も知りたいと思うのもある。

 

そういえば中国語スカイプレッスンもお休みしているので、これでちょっとヒマができるので、また別のなにかを初めてみようかな、と。今度こそアイスランド語

(ちなみにお菓子と編み物とパッチワークは独学でそこそこできるようになったのでそっち系をやるつもりはあんまりない)

カルボナーラとは

erecipe.woman.excite.co.jp

ブコメとかツイッターとかで言及したけど、やっぱりどうしても言いたい。

これのどこがカルボナーラなのかと。

もしかして、「白いソースのパスタ」はカルボナーラだと思っているのだろうか。

カルボナーラ - Wikipedia

1 パンチェッタかグアンチャーレ、または生ハムかベーコン

2 ペコリーノ・ロマーノパルミジャーノ・レッジャーノかグラナ・パダーノ

3 卵黄または全卵

4 黒コショウ粗挽き

でしょ、カルボナーラといったら。しかし、上のレシピは、1~4どれひとつとして入ってないですからね。

世間ではなぜか生クリームソースのをカルボナーラと呼んだりしているけれど、本場では生クリーム使わない(ウィキペディアにも「本来は入らない」と書いてある)。まあ生クリームを入れること自体はいいけど(その代用品としての豆乳もギリギリ認めるとしても)、卵もチーズも入れないのはナシでしょ。

 

カルボナーラ警察をやるつもりはないのですが、豆腐と玉ねぎをめんつゆで煮たものを「すきやき」と言うようなものだと思うんですよこれ。

大腸内視鏡検査を受けてきた。

会社の健康診断でひっかかってしまったので、大腸の内視鏡検査を受けてきました。大腸の内視鏡胃カメラにくらべるとやってる病院が少なくて、透析やってるクリニックに紹介状を書いてもらって、市民病院に行ってまいりました。

市民病院の予約が取れたのが5月18日、内視鏡検査の予約が6月12日。前の日から繊維質のものを食べないとか、当日は当然ですが何も食べずに大腸洗浄剤を水で薄めて2リットルにして2時間で飲む(これがまたマズいんですよ)、という苦行をこなしたのち、電車とバスを乗り継いで市民病院まで行って、3時から検査を受けました。

で、まあ2リットルも水飲んだんで血圧上がってて、一時は検査も危ぶまれたのですが、なんとか無事開始、そして終了。

結果からいえば、ポリープのひとつさえ見つからない、出血は痔の疑い?みたいな感じでした。あまりのなにもなさに、22日に結果を聞きに外来受診の予定がキャンセルになるくらいでした。うーん、普段の食生活とか考えたら、腸にちょっとくらいなにかあっても不思議じゃないと思うんですけどね(ついでにいえば父親は腸のガンで死んでいる)。

とりあえず何事もなくてよかった。