というわけで。清朝って面白そうだ。
ダイアリーのほうに書いた通り、現在清朝のドラマにハマっております。
清朝といえばラストエンペラー・愛新覚羅溥儀が有名ですが、この愛新覚羅という姓が示す通り、今の中国人のマジョリティーである漢民族ではなく、満州族(女真族)の王朝です。「宮廷の諍い女」でも、皇后は烏喇那拉氏、側室にも瓜爾佳氏とか富察氏とか満州族が出てきますし、「宮廷女官 若曦」では、主人公若曦が満州族で馬爾泰氏だったりします。この、暴走族みたいな漢字のごちゃごちゃした氏が、満州族の特徴なんですね。(そもそも清朝を開いたのは愛新覚羅弩爾哈赤だし)
まあ現代では満州族も漢民族風の一文字姓になってるみたいなんですが(現在の中国で長い姓なのは、ウイグルとかチベットとかの西方の人がほとんどのようです)。
中国の歴史ってなんかものすごく面白そうなんだけど、どうも残虐な皇帝とか残酷な拷問とか刑罰とか見てると、そりゃ人権意識なんて簡単には根付かないよなあ、とか余計なことを考えてしまいます。