「おにぎらず」が嫌いだ。
最近はちょっと下火になってるみたいだけど、一時器流行りましたよね、「おにぎらず」。広げた海苔の真ん中にご飯を乗せて具を乗せてまたご飯乗せて周りから海苔をかぶせてラップで包んで落ち着いたら真ん中から切る、ってやつ。
おいしいのはわかるんですよ。実際の話、それに近いものは結構前からちょくちょく作って食べてた。一見すると簡単そうだし(実はそうでもないのは後述)。
じゃあ何が嫌いなのか。これ、多分ついったーでは何回か書いたと思うんだけど、
「おにぎらず」という否定形がいや、なんです。
握ってないから「おにぎらず」、っていうネーミング、それって要するに「おにぎりの手抜きバージョン」「下位互換」だってことじゃないですか。
だけど、実際作ってみるとわかるけど、おにぎり作るのに比べてそんなに簡単じゃないですよ。おにぎりだったらご飯の量は必然的に手で握れる大きさになるし具もそれに見合う量になる。でもおにぎらずは、海苔の上にどんどん載せていくので量の加減がわかりにくいし、最後海苔で包めないと困ったことになる。
なによりも、おいしい食べ物に対して、否定形の名前を付けるのが失礼な気がする(このへんはものすごく個人的な感覚なんで多分理解されづらいとは思うけど)
ごはんサンドとかそういうネーミングの方がよくないですか(実際コンビニでは「ごはんサンド」という名称で売っているところもある)。