phoque's word

鶴は千年、亀は万年、シーラカンスは二億年。

はてなダイアリーの件

これまではてなダイアリーに書いていた華ドラねたについては、今後はこちらで続けることとなりました。

でもって、これまでここで書いていたのはどこに移そうかとか考えていたけど、エキサイトに行く、かもしれません。このままここに書いてもいいんだけど、あたしタグつけとかカテゴリ分けとかあんまりしたくないんですよ。

華ドラねたはそれなりにアクセスがある(1エントリで4桁くらい)けど、こっちは月に100pv超えることもあまりなかったわけで、読者層が全然違うんですよねー。

まあちょっと考えます。

マトンビリヤニもどきをつくったよ

というわけで、無印の両手鍋(深型)が届きましたので、さっそく冷凍庫で眠っていたラム肉を解凍してヨーグルトに漬け込み、マトンビリヤニもどきを作ることにしました。

ってまずなんでラム肉なのかというと、ラムでない羊肉というのがものすごく入手困難なんですよ。私の探した範囲では、マトンと称して売られている肉の全部が、スライスしてジンギスカンのタレにつけこんであるやつなのです。で、ラムはまだ味付けでない肉も入手可能なので、冷凍ラム肉を買ってあったのです。500g入りを二パック買ってあって、1つ使ったので残りは500g

参考にしたレシピはクックパッドを「肉 500g ビリヤニ」で検索した結果の、チキンビリヤニのレシピ。これによると肉500gに対する米の量は350gということなので、350gのバスマティ米を洗って水につけておきました。あと、フライドオニオンを作っておくんですが、これうまくできなくてただのあめ色玉ねぎになってしまった。

しかるのち、手元の本のラムカレーの作り方に従って玉ねぎを炒めてトマトを入れてスパイスと塩とにんにくとしょうがを入れて肉を入れてぐつぐつ煮込む、という感じでラムカレーを作ります。

煮込んでる間にお米をゆでるのですが、ゆでる水にはカルダモンとクローブとシナモンと庭から引きちぎってきたローリエの葉っぱと、あと塩を入れます。沸騰したら水切った米をざらざらと入れて、くっつかないようにまぜながら5分くらいゆでて、ゆだったらざるにあげる(スパイスごと)。

カレーの鍋からカレーを半分くらい器にとっておいて、鍋に残ったカレーの上にゆでた米を半分くらい入れ、その上からあめ色玉ねぎを半分入れて、サフランを漬けた水をふりかける。この上に器にとったカレーを乗せ、残ったお米を乗せ、さらにあめ色玉ねぎとサフラン水をかけ、鍋ふたと本体の間の隙間を小麦粉を水で練ったやつでふさいで、弱火で30分、火を止めて20分蒸らす。

でもって盛り付けるときは、全体を均一に混ぜたりしないで、カレー味のたくさんついたご飯とそうでもないご飯とが混在してる感じにふんわり盛り付けます。

大体こんな感じ。いくらでもだべられる味なのでたぶん2日くらいで全部食べられると思う。

 

最近

実のところこの春はいつ死んでもおかしくない状態だったわけなんですが、6時間の手術をしたりなんだりで今のところなんとかまだ生きながらえております。そして仕事のほうでは、入社から4年と10ヵ月めにして異動となります。

最近のトピックといったら、弟が「麺をゆでる」を手に入れた、ですかね。しばらく前から目玉焼きやウインナー焼いたり肉野菜炒め作ったりとかはしていた(ただし包丁はつかいたくないらしくカット野菜使用)のですが、ここにきて、まずはパスタというかスパゲティを自分でゆでる(ちなみにフライパンでゆでると吹きこぼれなくていいですよ)ようになり、さらに生めんのラーメンをゆでてネギやモヤシ炒めをトッピングするようになり、最近では乾麺の日本そばをゆでて刻み葱と海苔を載せて食べてたりします。(ちなみにあたしの分はゆでてくれない)

で、自分はどうかというと、今のところ化粧を超手抜きしてます。クッションファンデと眉毛とチークとリップくらい。体調がいまいちなのでなるべく化粧を早くおとして早く寝たいので、落とすのが大変なマスカラとか落とすのがもっと大変なダブルウェアとかは今のところは使ってません。

あとはですね、またインドカレーつくりを再開してまして、今日も冷蔵庫の中でタンドリーチキン用の肉が漬け込んであるのですが、冷凍庫にあるラム肉を、なんとかビリヤニにしようと思っています。バスマティ米も買ってあるし、無印の全面三層両手鍋の深いやつを買ってしまったし。

 

尊い、について追記するよ。

同人界隈の言葉遣いにケチをつけたエントリから結構たちましたが、最近気がついたことがあったので追記します。あの界隈の「尊い」は、「ギャラリーとして楽しませてもらう」というか、「消費」性向であるっぽいのが自分のひっかかりの根底にあるような気がしています。

いやただそれだけ。

 

カラオケ

twitterをfollowしてくれてる人は知ってると思いますが、私は「The★カラオケバトル」(表記はこんなんであってたっけ?)を見てあれこれつっこみをいれることが多いです。単に透析中ヒマだからというのもあるのですが。

で、すごく偉そうに上から目線であれこれ批判したりしてますが、実は私、歌下手です。下手というか、声がちゃんと出せていない。大きい声を出そうとすると無意識にのどを絞るというかつめてしまって、はりのある声が出ません。たしか割りばしを深くうわえて発声するとのどをつめずに声が出せるようになるとか聞いたことはあるんですが、それをやれる場所がない、ので、いまだ試せず。

障害者になる前というかシステムエンジニア時代は、よく同僚とカラオケ行っていたし、歌い慣れてくると音域が広がるというのも知っているのですが、それから干支が二回りほどの間、一度もカラオケに行ってなくて、たまにひとりで車運転してる時に歌ってみたりしますが(大きい声出せる場所ってそれくらいしかない)、ホント悲しいくらいに声でないし音域も狭いし、腹式呼吸も忘れちゃってるからロングトーンがへなへなで安定しない。余裕があったらボイストレーニングに通いたいとか思うくらいです。(そもそも普段の話し声も「通らない声」でものすごくコンプレックスなのです)

それなりに楽器をやっていたので音感とかリズム感とかは多分平均より結構いい方だろうと思うのですが、それが全然活かせないのは結構悲しいものです。

まあ、とりあえずひとりカラオケ行くところから始めてみようかな。

同人界隈の言葉の使い方が気に入らない。

十代の終わりから二十代の初めにかけて、関西を拠点とするミニコミ誌で文章を書いていました。当時の自分は「ビックリハウス」とか「PUMP!」とかの常連投稿者でもあったのだけど、それ以外でも結構な量の文章を書いていたわけです。まあ内容は他愛のないエッセイ的なひとりよがりのものだったとは思うけれど。(ちなみにイラストを描くこともないではなかったけどこっちは本題に関係ないのでおいておく)

さて本題。niftyの頃の知人も、今のtwitter関連とかの知り合いも、結構な割合が腐女子だったりコミケに皆勤だったりするような環境なんですが、私がそのへんの同人界隈にあまり近寄りたくないと思うことの一つに、「言葉の使い方が気に入らない」というのがある。

たとえば最近だと、「尊い」という言葉の使い方。単に「眼福」くらいの意味でしょあれ。感動を表す言葉がインフレ起こしているような気がして、どうにもこうにも個人的には受け付けない。

で、それ以上に私が嫌で嫌で仕方ないのが、「文字書き」とか「字書き」とかいう呼び名。絵を描く人を「絵描き」と呼ぶのは当たり前(というか、もともとは「絵描き」も「画家」を指す言葉で、イラストレーターとか漫画家とかをそう呼ぶことはなかったと思うんですが、まあ制作物が「絵」なのだから「絵描き」と呼ぶのは全然間違ってない)。それに対して、文章を書く人を「文字書き」とか「字書き」と呼ぶのは、本当に許しがたいと思う。あなたたちの制作物は「文字」ではないでしょ?「文章」でしょ?だったら「文章書き」と自称しなさいよ。もしくは、もともとあった「物書き」という言葉を使えばよいではないですか。

なんでこれにこんなにこだわるのかというと、自分はカリグラフィーや装飾文字を多少齧っている、つまり制作物として「文字」を書いている人間のはしくれだからです。「文字書き」と呼ばれるべき(または「呼ばれるにふさわしい」)人がいるとするならば、それは書家であるとか、カリグラファーであるとか、ちょっと毛色はちがうけれどタイポグラファーであるとか、そういう人であるべきだと思うのです。

多分だけど、もとは自虐だったのだと思うんですよ。自分の描いてるのは「文章」と呼べるほどの大層なものではない、ちょっと書き散らした程度のものだ的な。でも、制作活動として「文字を書く」側の人間からは、自分の存在がないものとしてあるいは取るに足らないものとして扱われているように感じてしまうのです。

同人界隈ではこの「文字書き」「字書き」っていう呼び方はすっかり定着してしまっていて(自称ではなく他称として普通に使われている)、もう今更どうにもしようがないのかもしれませんが、せめて抵抗を示しておきたいと思ってこれを書きました。

(思い出したのですが、冒頭に書いたミニコミ誌とよく似たミニコミが地元にあって、そっちにも参加しようかと思っていたことがありました。違いは、私が参加していたミニコミは自筆原稿つまり自分の書いた字がそのまま印刷されるのに対して、地元のは「文字書き人」と呼ばれる担当者が清書したものが印刷されていたことです。うん、文字書きって本来そういうことだよね)

ちなみに、同人というかオタク界隈での言葉で「推し」ってやつ、あたし実はあれもすごく嫌いな言葉づかいなんです。もうこれなんか世間一般に広がっちゃったからどうしようもないと思うけど。