phoque's word

鶴は千年、亀は万年、シーラカンスは二億年。

漆についてのおぼえがき

1 金継ぎの本は何冊か出てるけど、パテとか代用金粉とかは食べ物が直に触れる場所にはつかうべきじゃないのに普通にそれで食器を継いじゃってる本もあるので注意。あと、アマゾンとかで売ってる1万円以下の金継ぎセットは、金粉が「消粉」や「金泥」だったりするんだけど、これって磨いてもあんまり光沢がでないので、見本みたいにきれいな金継ぎにするには、高くても金丸粉の入ってるセットにするか、あとは純金箔(ネイル用とか食用とかの少量で売ってるやつ)を貼った方がいいと思う。逆にいえば、蒔絵とかで口にふれないもの(茶托とかコースターとかアクセサリーとか)は代用金粉で十分だってことですね。

2 どうやら自分は漆に強いらしくていまのところかぶたことはないけど、漆が指とかについちゃった時にはサラダ油をコットンに含ませて拭うのがいいようです。

3 猫飼ってる家では、拭き漆以外のものは難しいというのが身に染みてわかった(かなり気を付けていても猫毛の微粉が降ってくる)ので、これからは風呂場で作業しようかと思う。

4 毎日コツコツやるのよりも、1回塗ったら乾くまで数日ほっとくというペースは、自分にはあっているようだ。いまのところは。