phoque's word

鶴は千年、亀は万年、シーラカンスは二億年。

眉毛の描き方

というわけで、迷走の果てにたどり着いた眉毛の描き方です。こんなもんを文章だけでなんとかしようというのは無理もいいとこなんだけど。

まず、私の場合、自眉は短めで、かつ眉頭から眉山までがほぼ水平、眉山から眉尻にかけて急角度でドロップしている。ので、眉山から眉尻側の自眉は無視します。(あとでここの処理について出てきます)

最初にペンシル(KATEの扁平芯のやつ)で、眉山から眉尻の上のラインを書きます。この時、このラインは上まぶたの目尻側の曲線と並行になるようにします。長さは、よく言われる「小鼻と目尻を結んだ線の延長」ではなく、「口角と目尻を結んだ線の延長」にしています(実際にはもうちょっと長め)。実際問題、小鼻と目尻を結んだ線の延長だと、ほとんどの人には長すぎると思います(よほど目が中心に寄っていて顔周りの余白が大きい人は別)。

次に、同じペンシルで、眉山の真下から、今ひいた眉尻までを結びます。眉山部分の眉の幅は、自眉より少し太目(多分8ミリくらい)。私は目と眉の間が広いのがコンプレックスなので、ちょっと下に太くする感じ。これで眉尻の輪郭がとれたので、あとは1センチくらいの長さの線でざっと埋めていきます。

それから、眉山の真下から、今度は眉頭に向かって、1センチくらいの線をつなぐ感じで眉の下の輪郭をとります。この時、自眉の眉頭よりも5、6ミリ下へ向かって直線的に引きます(これも目と眉の間を少しでも狭く見せるため)。左右の眉の高さが違う場合は、ここで調整します。

眉頭は、これもよく言われる「小鼻から真上に伸ばした位置」ではなく、鼻の穴の中心から真上に伸ばした位置を起点にします。だいたい数ミリ自眉より内側まで。眉頭は下から上へ1本1本描きます。

眉山から眉頭に向かっては、やはり1センチくらいの線をつなぐ感じでなめらかにつないでいきます。すこし上がり眉になるように、自眉の眉頭より少し下に向かって書きます。眉頭部分の太さはだいたい1センチくらい。上側はあまりはっきり輪郭という感じにはせず、目頭から眉山に向かって毛の流れが少し上向きになるように1本1本描いていきます。

眉山は、さっき書いた通りへんな筋肉のでっぱりがあるんですが、そこでカクっとならないように少し丸みのある山を作るように描いて、目頭側と目尻側の上のラインをつなぎます。

その後、アイブロウパウダー(これもKATE)の中間の色と薄い色をまぜて眉山から眉頭側へ乗せ、一番濃い色を眉山から眉尻へ乗せていきます。眉山が一番濃く、両側に行くにしたがって薄くつくような感じで。

それから、眉ブラシで一度毛流れを整えて、眉マスカラ(さらにこれもKATE)を最初は毛流れに逆らって、次に毛流れに沿うように塗ります。この時、眉頭の毛は上向きになるように毛流を整えます。

で、この大回だと自眉の眉尻とか眉頭の上の部分とかは、輪郭からはみ出しているわけですが、ここは抜いたり剃ったりしないで、ブリーチしたり目立つ長い毛はカットしますが、基本的には、コンシーラーで埋めます(あと輪郭線がどうも気に入らない時もコンシーラーで修正する)。

だいたいこんな感じで眉毛書いているんですが、正直時間かかります。ただ、シャープな眉毛が描けるとそれだけで全然顔立ち変わるので(読める人はfacebookにこの前載せた写真見てください)、他は手を抜いてもここだけは、という感じです。

あ、あと最後にもう1点。眉尻の高さは、眉頭の下端より下には絶対にならないようにします(眉尻を目立つほど高くする必要はない)。