phoque's word

鶴は千年、亀は万年、シーラカンスは二億年。

UVレジンはじめました

もともと手芸と名のつくものには片っ端から手をだすタイプの人なので、またなにかはじめようと思っていたところで、UVレジンです。

そもそもは、Youtubeを見ていたらレジンアクセサリーの制作動画がたくさんあったのでひまにあかせてみていたわけですが(ものを作っている工程というのがものすごく好きなのです。なにしろ、「ザ・メイキング」が一番好きな番組だったりしてたくらいで)、その時に思ったこと。

「なんでこの人たち、こんなにものをたくさんいれたがるの?」

まあレジンクラフトって要するに型にレジンを流して硬化させるものなわけですが、硬化の際にいろんなものを一緒に固める(封入)わけです。で、その封入するものが、ラメとかパールとかビーズとかいろいろあるわけなんですが、動画をみていて気になったのは、なんかこれでもかとごちゃごちゃ封入する人の多いこと。センスよくちょっとだけ入れれば多分素敵なのに、ごちゃごちゃしすぎてオカンアート(これも死語?)感強めの人が多いなあと思ったのです。

で、ふと思ったのですが、UVレジンって、UVライトがあれば数分で固まるんですよね。だから、よほどの大物でない限り、作り始めたらその日のうちには完成する。つまり、「じっくり何かを作る」というよりは「ちゃっちゃっとやる」のが好きな人向け。ある程度道具や封入パーツがそろわないとできないから、「ありもので工夫する」人よりは「道具や材料を買い込んで形から入る」人向け。で、動画をアップしてる人の多くは、そこにさらに承認欲求強めの人が揃ってるのではないかと。

(他に、自作ナイフ作ってる人の動画なんかもみましたが、こちらのストイックさに比べると、「100均材料で作るナントカ」が大量に並ぶレジン動画は、ちょっと異様な世界です)

でもまあ、とりあえず興味もったので初めてみました。シンプルなピアスを作りましたが、まあまあ悪くないかなと。

これを人に配り始めるとちょっと困ったものだと思いますが。

(ここ数年で手を出したのって中国結びとかタティングレースとかソックニッティングとかシェットランドレースとかありますが、この中のどれよりも多分簡単なので、おそらくまたすぐ飽きるとは思う)