phoque's word

鶴は千年、亀は万年、シーラカンスは二億年。

漆芸に手を出すことにした

いっこ前でレjン始めたって書いたんですが、まあとりあえずまだ飽きるところまではいってない。かといって、一通り買っちゃった材料とか使い切るまで飽きないような気が全くしない。なんだろう。技術的な困難さがほぼないので、やりがいいたいなものがいまいち感じられないんだよなあ。

まあ、技術的に難しさがないということはつまりセンスというか美意識の問題がものすごく重要になってきちゃうのだけど、youtubeに動画あげてる人のを見ても、オカンアートっぽい人と、フェイクジュエリーっぽくて素敵なの作る人と、確かにかわいくはあるんだけどこれ高評価するのって自分もレジンやってる人だけじゃない?という感じの人がいる。

で、最近ちょっとイラっとしてるのが、「スチームパンク風~~」というやつ。レジンの中に封入するパーツで、歯車というか時計の部品みたいなのがあるんですよ。で、それを使うのを「スチームパンク風」と呼んでいることなんですね。いや、たしかにスチームパンクって歯車関係なくはないけど、蒸気機関とかゼンマイとかのほうがメインなんじゃなかろうかと。機械式時計はスチームパンクなのか?みたいに突っ込みたくなってしまうわけ。

で、あいかわらず前置き長いですけどここから本題。かねてより「来世は(または「生まれ変わったら」蒔絵か螺鈿の職人さんになりたい」と公言しておりましたが、このたびついに漆に手を出すことにしました。(まだ金継ぎしかしてないけど)

今ちょっと中国語を休んでいて、靴下編むのもだいぶ飽きてきて(まだ編んでない糸が数千円分、良にして7,8足分はあるんだけど)、放送大学のほうもエキスパート1つ認証されたしなんとか卒業も見えてきたので(多分再来年くらいにはなんとか)、なにかやろうと思っていてレジン始めたりなんかしたけど、やっぱりコレジャナイ感が否めなかったので、どうせならいっそのこと来世といわず今世でやってみちゃいなよ、みたいな気分になってまいりました。で、とりあえず本買って、そういえば愛用のお茶碗がちょっと欠けているのを直したいなと思っていたので金継ぎセットを買って、いま絶賛漆硬化待ち中です。

いろいろ探してるんですけれど、横浜で蒔絵や螺鈿教えてくれるところは平日の昼間しかやってないところが多くて、金継ぎセットの発売元が金継ぎ体験教室を1回無料でやっているのだけどそれ御徒町だし、あたしがやりたいのは金継ぎじゃなくて蒔絵と螺鈿(と沈金)だし、という感じです。

まあぼちぼちやります。にしても、漆刷毛って超お値段高い。あと、我が家のような猫の毛満載のところでできるのかという問題が。

(家片づける方が先だよな、どう考えても)